偏屈士日碌

アジカンを筆頭に邦ロックやアニメについてつらつらと。

ゆく年くる年

年が明けた。皆さんあけましておめでとうございます。昨年このブログを読んでいただいた方々、本当にありがとうございました。こうして年を何とか越すことが出来ました。これからも細々と頑張っていきますので、宜しくお願いします。

昨年は外と繋がるというより、自分の中で何かをうだうだ考えている方が多かった気がする。先ほど去年は何があったっけな、と思い返していたら、自分の中でしていた葛藤と進撃の巨人の内容くらいしか浮かんでこなかった。去年、私は何をしていたのだろう。これだけではまるで私がただの暗いぼっちのオタク(進撃ガチ勢)みたいではないか。否、実際そうだったのかもしれない。...何か新年早々しにたくなってきたのでこれ以上考えるのはよそう。

しかし総合して言えるのは、昨年は「嘘」を特に意識した年だったということである。世の中の嘘、テレビの嘘、他人の嘘、自分の嘘。世の中嘘だらけなのだと、最も恐ろしく痛感した年であった。別段誰かに裏切られたとか、そういう決定的なことがあったわけではない。しかし私は他人に嘘だらけの笑顔を浮かべてるなぁとか、この人は無理して笑ってるなぁとか、そんなことを頻繁に感じていたのである。何故そんな思考になったのかはよく分からないけれど、ここ一年はよくそんなようなことを考えていた。気付くのが遅すぎたような気もするが。

テレビに出ているアイドルやアーティストは口パクやエア演奏(ゴールデンボンバーのことを言っているのではない)、東京都知事は選挙金を隠蔽し続け、身の回りの人たちはうわべだけの言葉をつらつら並べ立てる。私だってそうだ。会話の半分以上がうわべだけの言葉で構成されている。そんな世の中が、何より自分自身が、一番許せない。

今年は、できるだけ人に嘘をつきたくない。言いたいことを全て言っていたら友達は一人もいなくなるだろうが、ある程度は正直でありたい。人を傷つけまいとしてついた嘘やどっち付かずの自分の発言が、沢山の人を傷つけてきた。もう同じ轍は踏みたくない。

そして、今年の目標はまだ他にもいろいろあるのだが、だいたいそれを挙げると達成できないのでやめておく。

ともかく、皆さん、これからも宜しくお願いします。
今年も後藤正文を見習わねば。